日本の価値を世界へ。
世界の知見を日本へ。
SUGENAは、国境を越えて企業と技術をつなぎ、それが事業として実を結ぶまで、当事者として併走する会社です。
このスローガンのもと、日本企業の海外展開、海外企業と日本企業との提携、そして海外企業の日本進出を支えてきました。どの支援でも、外から助言するのではなく、お客様企業の一部となり、実務を完遂することを大切にしてきました。

変わらない原点と、新たな挑戦
これまでの海外展開支援に加え、世界の先端技術を日本の事業と社会に実装する会社へ。そのために、事業を5つの柱に整理しました。土台となる2つの事業と、力を入れる3つの重点領域です。
原点と土台
一つ目は、私たちの原点である日本企業の海外展開支援です。地方企業をはじめとする日本企業の海外展開は、これまでも、これからも変わらない私たちの土台です。
私自身、海外での事業経験は34年、そのうち20年を海外駐在として過ごしてきました。北米、中国、東南アジア諸国をはじめ、30数カ国で事業に携わってきました。
日本の地方には、世界で通用する技術や製品、ものづくりの力が数多く眠っています。しかし、海外に踏み出すための人材や情報、ネットワークが足りないために、その価値が国内にとどまっている企業も少なくありません。私がこれまでに積み重ねてきた経験と知見を、そうした地方の企業の海外展開に活かしたい。最初の一歩から、現地での商談、契約、そしてその後まで、当事者としてご一緒します。
二つ目は、海外企業の日本進出支援です。日本市場に可能性を見いだす海外の企業は少なくありません。しかし、言葉、商習慣、取引先との信用という壁があります。私たちは日本側の当事者として、市場調査からパートナー探し、契約の交渉、法人の設立と採用まで、日本での事業の立ち上げを支えます。
重点領域
一つ目は、フィジカルAIです。ヒューマノイドロボットや四足歩行ロボットは、いま世界で急速に実用化が進んでいます。高齢化が進む日本に必要なのは、単に人の労働を置き換えるロボットではありません。人のそばで暮らしを支える、人に寄り添うロボットです。私たちは、中国をはじめとする世界の有望な技術を探索・評価し、日本企業とのマッチングから実証、日本での実装まで支援します。
二つ目は、ライフサイエンスです。いま中国では、AI創薬をはじめとする新しい技術と厚い研究人材、豊富な資金を背景に、創薬スタートアップが次々と生まれています。一方、日本の製薬企業は、主力製品の特許切れ、いわゆる「パテントクリフ」を前に、次の成長の種を外に求める時代を迎えています。私たちは、中国で生まれる有望な創薬技術・新薬候補を探索し、日本の製薬企業とのパートナリングにつなげます。出会いから、提携・共同研究・ライセンスの交渉まで、一気通貫で支援します。
三つ目は、ゲーム・IPの海外展開です。ゲームをはじめとする日本のコンテンツは、世界中のファンに愛される日本の大きな強みです。いまは世界同時・多言語での発売が当たり前になり、発売後も更新が続きます。
訳す量が増えるほど、品質に責任を持つ日本側の担い手が求められています。翻訳と品質確認を中心に、日本側が品質に責任を持って一貫してお受けすることで、日本のIPが安心して世界へ羽ばたける環境をつくります。
どの柱でも、進め方は同じです。探索し、評価し、最適な相手と出会い、交渉し、実行する。そして最後は、お客様が自力で事業を回せる状態にしてバトンを渡します。
想い
中国では13年以上、ビジネスの最前線に身を置いてきました。そこで見てきたのは、技術が社会に実装されていく圧倒的なスピードです。中国を「脅威」か「機会」かの二択で語る時代は終わりました。
大切なのは、現地を正しく知り、その力を日本の成長にどう活かすかを考え抜くことです。現地の言葉と商習慣、そして人のつながりを持つ私たちだからこそ、その橋を架けられると信じています。
ビジネスは、ままならない。だから、面白い。
思い通りにならないからこそ、知恵を絞り、人と出会い、国境を越え、新しい道をつくる。
変化の大きな時代だからこそ、挑戦する企業の隣で、ともに汗をかく存在であり続けたいと思います。
須毛原 勲