社長の日曜日 vol.145  衣更え 2026.06.01 社長の日曜日 by 須毛原勲

  • twitter

今週は、生成AIについて考えさせられることが多かった。

通常の「社長の日曜日」はコンパクトにお届けする。番外編でAIについて書いているので、ぜひそちらもご覧いただきたい。

教皇は「立ち止まれ」、経済誌は「もっと」

 5月25日、ローマ教皇レオ14世が、就任後初の回勅を出した。主題は、人工知能。『マニフィカ・フマニタス(輝かしき人間性)』、約42,000語。「AIの制御を、一部の者の手に委ねてはならない」と説いている。

 署名は、5月15日。ちょうど135年前のこの日、先代のレオ13世は、産業革命と労働者の尊厳を論じた回勅を世に問うた。AIを、あの産業革命に並ぶ地殻変動と見据えた——そう読める、意図された日付だろう。

 私が目を奪われたのは、発表の壇上だ。教皇の隣に、AI企業アンソロピックの共同創業者が並んで立った。私も毎日使っているClaudeを生んだ、あの会社である。教会とAIの最前線。本来交わらぬはずの二つが、同じ壇で言葉を交わした。後から振り返れば、確かな節目になるはずだ。

 一方、今週の『週刊東洋経済』の特集は「AI超活用術」。旅行にも、翻訳にも、もっと使え、と背中を押す。

 最高の道徳的権威が「立ち止まれ」と言い、経済誌が「走れ」と言う。同じ週に、ブレーキとアクセルが、きしんだ音を立てた。

 ならば、問われているのは何か。――それは、どちらに従うか、ではない。誰がハンドルを握るのか、だ。

 AIとどう付き合うか、自分なりの「10ヶ条」を書き留めてみた。少し長くなったので、番外編に譲る。ここには、その最後の1条だけを置いておきたい。

──AIは道具なり、主人にあらず。使うは汝、使われるな。

 【お知らせ】中国フィジカル AI 産業 最前線レポート 2026 好評公開中!

おかげさまで、多くの方にダウンロードいただいています。

人型ロボット、犬型ロボット、自律走行ロボット——「フィジカルAI」と呼ばれるこの新産業は、いま中国で、EVの次に最も熱い市場です。世界出荷の84.7%が中国製。無数の新興企業が、次々と立ち上がっています。

EV市場の急発展のときと、同じ景色です。技術も、サプライチェーンも、政策も、すべて中国に揃っている。違うのは、今度はロボットが自分の足で立ち上がっていることです。

SUGENAは、中国ビジネスの最前線に立ち会ってきた立場から、この産業の「現在地」と「日本企業が今、何をすべきか」を1冊にまとめました。まずは全体を俯瞰したいという方に、ぜひご一読いただければ幸いです。

↑↑↑中国フィジカル AI 産業 最前線レポート 2026無料ダウンロードはこちらから:

完璧を待っていたら、間に合いません。 70点で、入れる。

それが、日本企業が遅れを取らないためのキーワードです。

どんなことでも、お気軽にご相談ください。

https://sugena.co.jp/contact-us/

海外事業で課題をお持ちの方 

海外進出https://sugena.co.jp/service/overseas-business/

行政・自治体向けサポート:https://sugena.co.jp/service/local-government/

海外企業との提携・オープンイノベーションhttps://sugena.co.jp/service/open-innovation/

開発・調達・製造支援:https://sugena.co.jp/service/cost-reduction/

中国ビジネス:https://sugena.co.jp/china-business/

日本進出で課題をお持ちの

日本進出、現地化https://sugena.co.jp/service/japan-business/


《今週の写真》立葵

神田川沿いの小さな公園のそばで、大きな花びらを広げたピンク色の花を見かけた。

立葵(たちあおい)。ホーリーホックとも呼ばれる。夏の炎天で咲くこの花が、もう大輪をつけていた。

水戸出身の私は、サッカーチーム・水戸ホーリーホックを密かに応援している。そのホーリーホック、実は徳川家の葵の御紋に由来するという。水戸と葵。なるほど、と思った。

2026年5月31日

by 須毛原勲

  • twitter

ブログ一覧に戻る

error: Content is protected !!